スタンドルールver1.0

[スタンドルール]ver1.0

 

【最初に】 

クトゥルフTRPGの戦闘や探索、シナリオに「ジョジョの奇妙な冒険」に登場するスタンドを導入してより一層楽しめるハウスルールがこのスタンドルール。世界観は原作のジョースター DIOが出てくる世界とは違う別の世界である。  また、クトゥルフの世界観に導入した弊害として、クトゥルフらしさのホラー要素、またジョジョ のような奇妙な世界観が薄れてしまうので、ご了承をおねがいしたい。  スタンドのステータスやタイプはそれぞれの項目を選び、ダイスで数値を決める方式となっているが、スタンド特有の能力などは常にPL側が考え、その都度KPがコストなどに調整を加える。 初期状態のスタンドは基本平等な能力として不公平なことがないようにする。ただし、成長すれ ばこの限りではない。  また、KPが処理しにくい能力や時空間を操るものはイベント以外拒否するものとする。能力 の概要は単純明快に説明がつくものであるとするが、解釈の幅は無限であり、KPにやりたいこ とを伝えればその限りではない。

 

 

スタンドルールと概念

 生物がたどりつく精神の進化の終着点。自身がimageするビジョンがそれをかたどっている。 スタンドを操るのは総じて精神力の強さがあげられる。黄金の精神から、漆黒の意思、悪のカリスマなどが代表的。 結果として感情生物である人間が数多くスタンドを発現している。 (もちろん例外はあるし、白亜紀にはスタンドをあやつるT=REXもいただろう) また、スタンドには共通のルールがある。

スタンド能力と呼ばれる特殊な力を得ることができる。

スタンド能力は一人一種類

・スタンドは発現した者にしか見ることができない。

・スタンドはスタンドでしか攻撃できない。

・スタンド本体が死ねば、スタンドも死ぬ。

・スタンドが傷つけば本体も傷つく。

・スタンドのエネルギーはその距離に反比例する。

・スタンドは精神とともに成長する。また精神が弱まればスタンドも弱体化する。

スタンドの制作

 

【スタンドのステータス】  

スタンドにはそれぞれ6つステータスが設定されており、点数で表している。  ステータスにはランクというのが存在しており、0をのぞいて4点刻みでランクがあがっていく ため1ランクにつきステータス4点となる。 ランクは7段階あり、点数で表すと F:14点 E:58点 D:912点 C:1316点 B:1720点 A:2124点  S:25点~   となっている。目安としてEが小動物、Cが人並み、A以降は化け物。

 

・破壊力:スタンドの(または能力)破壊力を計る数値となる。これが高ければ高いほどダメー ジボーナスなどがあがり、能力に依存しているならKPへのアピールにもなる。

F-16 

E-14 

D±0 

C:+14 

B:+16 

A+26 

S+3d6

 相殺ルールを採用している関係上、Aランクのスタンドは必然的に2D6の装甲を得ることになるため、近接では部類の強さになる。

 

・スピード:スタンドビジョンの素早さ。いわゆるDEXにあたるが、器用ロールであるDEX×5の ロールはこれに当てはまらない(精密動作にあたる)これが高ければ回避初期値が高なる他、ラッシュ などの判断基準にもなる。  回避技能はスピード点×5の値を上限とする。  近距離型の場合本体と一緒に行動する都合上、イニシアティブは本体のDEXに依存するが、遠 距離系は共通してスタンドのスピードでイニシアティブ判定をする。  また、スタンドの移動値もスピードに依存する。

F:移動距離1

E:移動距離1

D:移動距離2 

C:移動距離3 

B:移動距離4      

A:移動距離5           

S:移動距離6     

 

・射程距離:スタンドが本体からどれくらいの範囲で活動できるかを表す。戦闘時と非戦闘時で 距離が分かれており、戦闘時に非戦闘時の距離まで伸びないし非戦闘時での戦闘の介入は能力値 に大幅なデバフがかかる。(射程距離を除くステータス全半減)  また射程距離があったとしてもパークの構成によってそのスタンドが見たものを本体が認識することができるとは限らない。

F:射程0  非戦闘時:1M

E:射程1 非戦闘時:~3M

D:射程2 非戦闘時:~5M

C:射程3 非戦闘時:~20M

B:射程4 非戦闘時:~60M

A:射程5 非戦闘時:~100M

S:すべて 非戦闘時:IKM

 

・持続力:スタンドをいかに発現し続けることができるかの数値。持続時間の直接的な数字になる。 またはスタンドの必殺や能力などの回数がきめられる。(MPとして扱う)

持続時間とは戦闘中、スタンドを出している状態だとラウンドの最初の処理にて1持続力を減らす。集中力がどんどん下がっていることを示す。つまり、戦闘時において、持続力の数値=スタンドが連続で出し続ける ことができる時間ということである。0になればスタンドはその時点で消滅、1D6ター ン出し入れができない。だが、0になる前、一度スタンドを引っ込めれば全快する。だが、出し入れにはそれぞれ1ターンかかるため、見極めが大切だ。

 

・精密動作性:スタンドがいかに本体の指示に忠実に動けるかの数値。  また精密点×10の値をスタンド用技能として振り分けることができる。  必殺の命中目安にも使われる。

 

・成長性:こちらは特殊で30-本体のPOWがその値となる。ある条件(戦闘終了、報酬、シナリオ終了時、味方が死んだときなど)で成長点×5を振り成功すると成長性が-1され、1Pだけステータス、スタンド能力、必殺や超必殺などにふりわけることができる。徐々に成長性ロールをしていく と成長しにくくなるシステムだ。

 

 

【成長ルール】 戦闘終了時やシナリオ終了時に成長性×5の値でふり成功すれば-1Pされすきな項目に割り振れる。

能力は3Pでその能力を強化できるが、上限は3回まで。 あらたな超必殺を生み出すためには3P.必殺、パークなら2P 。必殺、超必殺、パークのLvをあげるなら、現在Lv分の数値が必要。